今回もマタマタ、漏水案件 昨年R2年もこの様な案件が、約20件程度はありました。
ほんの一部ですがご紹介します。
建物は、鉄骨ALCマンション5階建て 1-3階迄は、店舗 4階以上が、1Kのマンション設定
4階の住宅部のミニキッチン辺りより漏水 下階のお部屋に水が流れ出す案件でした。
この様な、案件の場合、先ず当社に3階の店舗の入居者様より漏水の連絡を受け、調査開始
漏水しているヵ所は天井からなので、先ず天井のボードを開口し漏水ヵ所ご限定し、怪しいと思われる、上階のお部屋で、水廻りを調査
この様な場合は、お風呂の給排水(ユニットバス点検口より)や、キッチン給排水(床板を破らないと見えない場合あり)洗濯機給排水、洗面給排水、と
調査ヵ所はかなり多ヵ所となります。
今回は、キッチンの給湯配管(銅管の繋ぎ部)でした。持続的に漏水が続く場合は、ほとんで、給水か給湯で、その場合も殆どの場合、給湯配管が原因です。
給湯配管も、最近の樹脂管の場合新しく、殆ど問題は見たことがありませんが、銅の給湯配管は、古い物の場合繋ぎで、(TやLの部分)での事故が多発しています。
施工内容
漏水ヵ所調査→台所床板開口→不良給湯配管(T型部)取り回し可能な部分迄撤去→新規配管(フレキ管)→床板等復旧 となります。
※勿論、上階の漏水ヵ所を修理点検し問題が解消した後は、下階の天井や、壁の復旧があります。(写真は無し)
では、御覧ください。
BLOG
トイレの床板が凹む 動く
トイレ便器下隙間より漏水及び便器が動く
トイレ入替え リモデルの場合
令和3年 新年おめでとうございます。昨年の漏水案件少しご紹介 電気温水器下より漏水
昨年もコロナ過でありながら、当社は普段と変わらない毎日を過ごしていました。殊更漏水案件の多い1年でした。
今回は、ほんの一部ですがご紹介したいと思います。
建物は1Kマンション 構造は、鉄骨ALC 問題のお部屋は、3階なんですが、下階への漏水がなんと1階迄、到達している始末でした。
電気温水器は、約18年前の物で、バルブ不良による沸かし湯のフローなんですが、溢れたお湯が、排水トラップを伝い配管に流れてくれると
漏水の問題は無いのですが、排水トラップが不良の場合お湯が流れず、そのまま床に染み出し、逃げ道の無いお湯(水)が下階まで漏れるという内容です。
電気温水器自体も、老朽化で本来なら、メーカーのバルブ交換が望ましいのですが、メーカー部品の供給が終了している為、止む無く、新品の温水器に交換
今回もお部屋の温水器は、壁の中に埋め込んでいるタイプで(出し入れが最悪)困難を極めるパターンです。
施工内容は、
既設温水器撤去→排水トラップ交換→新規温水器設置→温水器廻り壁復旧→内装仕上げの内容です。
※なお、温水器の不良のみなら、漏水は無いのですが、排水トラップ及び配管の詰りが有る場合は、漏水のリスクがあります。普段のお手入れの中で
温水器上部に付いている、逃がし弁より、たまには(2か月に1回は)排水し、水を通さないと、詰まります。この様な事柄は、あまり入居者様にお伝えしていないので
関係各所の、皆様より是非入居者様にメンテとしてお願いしておいて欲しい内容だと、私は思います。
室内イベント施設床工事
今回の案件は、以前より施工方法 工期 予算額と3点かなり悩んでいた案件です。
本案件の施設状況は、320㎡程度の床面積で、既設床は、RCその上に防音用床フローリング材(ゴムの付いているやつです)
この、床材が使用15年程度で表面の傷、表面材の剥がれ、それに伴う段差で非常に見栄えが悪くダンス等では、引っかかったりする状態でした。
本来の改修工事メニューに場合、一度床材は全て撤去し、土間RC部の不陸を調整してもう一度、同じフローリングを直貼りするか、ビニル等で出来た素材を貼るかの
内容となると思います。(この場合、出入り口等の段差に注意はありますが) しかしながら、この工法では、多大の予算及び工期(最低でも10日間)かかりますので、等施設の
使用状況等々で、不可でした。
そこで、色々無い頭で検討、先方との調整の結果下の案となりました。
既設床材は、現状のまま残し、段差、不陸等々の部分は、多少の調整
使用する床材は、SINCOR マットネラ置き式 エコ3 150mm×91.4の商材です。(簡単に言えば、フロアタイルみたいな商材)
この、商材の優れた所は、接着材は、タイルカーペット用の接着材を使用するので、傷が付いた部分のみ張替えが可能
ウレタンボンドの様に下地への負荷が少ない。 床材本体も、特殊な製造で温度変化や、引っ張りに対して、対策がなされている。
以上の点よりこの工法を選択しました。
無論予算は、既設を捲り、下地調整、新床材施工の、半額以下 工期の気合の3-4日で完了しました。
この、材料の発見まで少々時間が掛かりましたが、日々材料の進化しているのを感じますw
では、ご覧ください。
ウッドデッキ下地修理 サンワカンパニー製
今回の事例は、かねてから色々な、施設等で懸案になっている、ウッドデッキの交換及び補修なんですが
一般的には、アイアンウッドという硬い重い木材か、防腐材に漬け込んだ木材が表面材なんです。
問題はその木材が、早ければ10年程度で、経年劣化し割れたり、折れたり破損します。
無論新品に交換すれば良いのですが、現時点では商材の数が少なく、とても高価なので、数年前に見栄え及び
耐久製 コストの面から、良い商材を探していた所、サンワカンパニー様のランネルデッキをいう商材にたどり着きました。
その中でも当社が、選択したのは、品番DE11121です。
長所は、まず、安価(2000*145 D=25)で3、040円 見栄えが良い 腐食しにくく、ささくれが出来ない。固定が専用金具、QCSという
挟み金物で容易
短所もあります。 温度差による伸縮が大きい 2mで細大25mm程度伸び縮みします。よって目地に砂等が噛むと問題が発生します。
とはいえ、見栄えと価格的 施工性において優れていると思います。しかし表面材は良しとして、下地の木組みが、腐ってくるこれは
解決できませんでしたが、満を持して今回、サンワカンパニーさんの新商材を発見しました。この商材は、ハット型鋼 型番DE00809
W90*H40*L3000恐らく亜鉛メッキ仕様かと思われます。これは、錆腐りがないと思います。固定用QCSも鋼材用が用意されており
今回これを使用し、上材はリサイクル 下地の交換を行いました。数年前より、ランネルデッキで施工した案件も順次これに今後
変えていきたいと思います。では ご覧ください。完成写真を撮り忘れましたが、現状と仕上がりは同じです。