本事案は、9階建RCの建物 2つの建物が、エレベーターホールの廊下で繋がっている、ツイン状態
繋ぎの部分は、ある程度、建物どおしを離して(50mm程度)建ててあります。地震対策ですね。
そのままでは、隙間があるので、エキスパンションという、金物で隙間を塞いでいます。
無論、片方が、動いても破損しない取付けですが、今回の地震は結構、動きが複雑だったのか
このエキスパンが、他の建物でも結構歪んだり、外れたりしていました。
まーそうなる運命の部品なんですがね・・・修理はしないと、見栄えがわるいです・・・
あとは、揺れ方向に、外壁に固定してあった、手摺の留め金が外れたりといった感じです。
こちらは、豊中市なんですが、地盤の関係でしょうか?揺れ方向でしょうか?結構、高層階では
揺れたと、住人様がおっしゃっていました。無論室内もかなり散乱されたとか・・・でも御無事でなによりかと
こちらは、これから修理を始める所です。 曲がった物は、殴打して直せる所は直し、アンカーの強度を
変え打ち直し、エキスパン廻りの、RCの剥離は、オーバーサイズのエキスパンを製作して隠そうかと
今回、ぶつかって割れたのなら、次回のそうなるでしょうから・・・
では 今後も事案を紹介したいと思います。
PS こちらの、マンションも致命的な被害は無いようです^^
大阪北部地震 被害例④ 大阪府豊中市
« 大阪北部地震 被害例③ 大阪市東淀川区 | 台風21号の被害 大阪 » |