今回の案件は、以前より施工方法 工期 予算額と3点かなり悩んでいた案件です。
本案件の施設状況は、320㎡程度の床面積で、既設床は、RCその上に防音用床フローリング材(ゴムの付いているやつです)
この、床材が使用15年程度で表面の傷、表面材の剥がれ、それに伴う段差で非常に見栄えが悪くダンス等では、引っかかったりする状態でした。
本来の改修工事メニューに場合、一度床材は全て撤去し、土間RC部の不陸を調整してもう一度、同じフローリングを直貼りするか、ビニル等で出来た素材を貼るかの
内容となると思います。(この場合、出入り口等の段差に注意はありますが) しかしながら、この工法では、多大の予算及び工期(最低でも10日間)かかりますので、等施設の
使用状況等々で、不可でした。
そこで、色々無い頭で検討、先方との調整の結果下の案となりました。
既設床材は、現状のまま残し、段差、不陸等々の部分は、多少の調整
使用する床材は、SINCOR マットネラ置き式 エコ3 150mm×91.4の商材です。(簡単に言えば、フロアタイルみたいな商材)
この、商材の優れた所は、接着材は、タイルカーペット用の接着材を使用するので、傷が付いた部分のみ張替えが可能
ウレタンボンドの様に下地への負荷が少ない。 床材本体も、特殊な製造で温度変化や、引っ張りに対して、対策がなされている。
以上の点よりこの工法を選択しました。
無論予算は、既設を捲り、下地調整、新床材施工の、半額以下 工期の気合の3-4日で完了しました。
この、材料の発見まで少々時間が掛かりましたが、日々材料の進化しているのを感じますw
では、ご覧ください。
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