電気温水器排水(オーバーフロー)より漏水案件です。
建物構造は、RC 階層は5階 部屋は、1DK
上階6階の電気温水器排水より、漏水
原因は、電気温水器のバルブ不良で、溜まらなくてはいけない水が、溜まらず、オーバーフロー管で
排水に流れてしまい、本来流れなくてはいけない水が、排水口もしくは、排水管の詰りで溢れ、土間に
流れ出し、床下に広がり下階へ漏れたという内容です。
無論、相当量の水が下の階に漏れ出しました。
今回の問題点は、1997年製の電気温水器のバルブ不良と、排水の詰りが重なった点です。
バルブは、最低でも10年程度で定期的に交換しないと、手痛い目にあいますね・・・
BLOG
給湯配管より漏水案件
台風被害の案件が、未だ片付かない状況ですが、室内床より温泉が沸いているとの案件です。
建物は、RC 階層は1階 給湯器は、リモコンで温度調整出来ないタイプ80度のお湯を送る。
ご連絡内容は、2ヶ月位前より水道料金が以上に上がっており、床下が暖かい様なという内容でした。
目星は、給水・給湯・排水のどれかだと 暖かく、湯気がという聞き取りより、給湯配管不備の疑いが
濃厚です。
あちこち、床下を見て発見 浴槽(ユニットバス)下に通る、給湯配管(銅管)に穴が・・・・
浴室の小さな点検口より作業するしかありません。(あと少しズレテいると、ユニットを解体しないと)
施工できなかったかもです。
不良銅管を撤去 狭いヶ所で、銅管の繋ぎは不可能なので、樹脂管+フレキ配管に交換
無事、温泉状態は解決しました。
鉄部の塗装 疎かにすると・・・
台風21号の被害復旧もある程度落ち着き・・・ 実は、波板等材料の不足による納期待ちや、足場架払いが
見通しが経たない為 施工日程が組めないという事態で少し落ち着いています。
台風以前より、施工していた、マンションの非常階段部の施工をご紹介します。
築25年程度の、鉄骨ALC構造のマンションの非常階段部です。素材は、ケコミ ササラ部構造は鉄です。
踏込み部のみ、モルタル 仕上げ、元々は、塗装仕上げ。
施工前写真は、ノンスリップを取外した状態での撮影です。
現状階段部は、直接的な雨はあたらない、状況ですが、吹込み、上階からの流れ水にはさらされている
状況です。 錆が発生し、長年放っておくとこの様に、穴が開き、鉄板膨れ 既に溶接で新材料の溶接も
出来ない状態です。考慮しケコミには、アルミ複合板を専用接着剤で貼り、塗装する内容としました。
アルミ板が、剥がれ無い様、ノンスリップの垂れの多きい、寸法の物に変更しました。
鉄部の塗装を疎かにすると、この様な状態になり、本マンションも、あと2-3年施工が遅ければ、鉄階段は
補修不可能となっていたと思います。
台風被害2
台風21号で甚大な被害を出した我が町大阪ですが・・24号もまたしても・・・
被害にあわれた方、お見舞いを申し上げます。
当社も全力を尽くし、被害の復旧に無休で取り組んでおります。
21号の通過より、約1ヶ月がもうじき迎えようとしていますが、未だ、ブルーシートだらけの屋根・屋上
等あり無力さを感じております。ご連絡して頂いたお客様には、出来るだけ、昼夜問わず伺い、最善の
対策を、とらして頂いている毎日です。
今回は、屋根等下から目視で確認しずらい被害 又は 応急対策の対応検討にドローンが、大変役に
たっています。お客様にも実際の空撮でのご説明は大変よろこばれています。
1部ですが、ご紹介したいと思います。なお、このページの写真を見て今後の台風や風の被害の対策
に参考として頂ければ、幸いです。特に瓦の被害が多く、瓦は、大屋根から、ずれ落ち、下の下屋の瓦
を破壊し、細かくなると、風に舞い他のご家庭の、ガラス等を破壊すると今回は、瓦の恐ろしさを
痛感しました。(瓦が悪いとの指摘ではありませんが、メンテナンスされていないと凶器になります)
台風21号の被害 大阪
今年が、異常なのか、長い地球の生い立ちからして、普通なのか、猛暑の中、地震・・・そして台風
20号の被害もままならない中に21号と大変な状況です。被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
我が家も近隣の住宅で、屋根瓦の被害がとても多かったです。
4日以来、毎日屋根等に上がり、復旧作業(架設ですね・・・)に従事しており、当社、ご贔屓のお客様だけでも
いつまで、通常に戻すのにかかることやらと、まー頼りにして頂いているので、頑張ります・・・
雨の水漏れもそうですが、意外と風の対策がなされておらず、築25年以上辺りで、今回南側の風で条件が
悪い、建物が甚大な被害をうけました。屋根事飛んで、道路を塞いだり、屋根瓦の、棟部分(頂点ですね)
が、飛び、瓦自体重いのでそれが、他の瓦を割り、さらにそれが飛びと悪循環です。
多少の個人情報も含まれてるとは思いますが、今後の屍にと映像をアップします。
当社も今後、風の被害も考慮して心して作業に励みたいとおもいます。
大阪北部地震 被害例④ 大阪府豊中市
本事案は、9階建RCの建物 2つの建物が、エレベーターホールの廊下で繋がっている、ツイン状態
繋ぎの部分は、ある程度、建物どおしを離して(50mm程度)建ててあります。地震対策ですね。
そのままでは、隙間があるので、エキスパンションという、金物で隙間を塞いでいます。
無論、片方が、動いても破損しない取付けですが、今回の地震は結構、動きが複雑だったのか
このエキスパンが、他の建物でも結構歪んだり、外れたりしていました。
まーそうなる運命の部品なんですがね・・・修理はしないと、見栄えがわるいです・・・
あとは、揺れ方向に、外壁に固定してあった、手摺の留め金が外れたりといった感じです。
こちらは、豊中市なんですが、地盤の関係でしょうか?揺れ方向でしょうか?結構、高層階では
揺れたと、住人様がおっしゃっていました。無論室内もかなり散乱されたとか・・・でも御無事でなによりかと
こちらは、これから修理を始める所です。 曲がった物は、殴打して直せる所は直し、アンカーの強度を
変え打ち直し、エキスパン廻りの、RCの剥離は、オーバーサイズのエキスパンを製作して隠そうかと
今回、ぶつかって割れたのなら、次回のそうなるでしょうから・・・
では 今後も事案を紹介したいと思います。
PS こちらの、マンションも致命的な被害は無いようです^^
大阪北部地震 被害例③ 大阪市東淀川区
本事案は、東淀川区のマンション
構造は、鉄骨+ALC+タイル
この、パターンは柱が、揺れる(問題無い)ALCパネル動く(左右上下には、ある程度のクリアランス用目地
シールがある) しかし、タイルは動けない 動くと割れる。
この様な、メカニズムで写真の様な状態になっています。
タイルも建物下の方で、剥れかけているなら良いのですが、ある程度の高さの所では凶器になります。
緊急に外れそうなタイルを撤去(案の定 写真で良くわかりますが、割れ出しているヶ所は、ALCパネル同士のジョイント部です)
今後、割れたALCパネルを整形し、新しいタイルを貼る感じです。
が、同じ要に揺れるとまた同じ様な事が起こります。
矛盾を感じながらの、修理となりそうですね・・・
今回も、目視ではありますが、建物本体のダメージはほぼ無いと、私は考えます。
タイルで無く。塗装なら、落下では無く、クラックだったと考えます。
無論、タイルを否定している訳ではありません・
大阪北部地震 被害例② 池田市民会館
通常は、施設名は出さないのですが、今回は、某所各地で被害が出たので
今後の対策の為にもと考え名を記載しました。
まず、被害が出た場所が、会館内の多目的スペースという、大勢の方が集う
場所であった事 約500㎡程度 天井の高さが、6m~7m程度あるという事
天井から、色んな物が落下してきた場合、怪我ではすまないと思われます。
実際、地震直後の散乱状態は酷い物で、1.2mある照明のカバーが落ちたり
格子上のガラリ 天井のボード 電球といった感じでした。
幸い、発生時刻が、8時前と使用していない時間帯でしたので、事なきを
得ましたが・・・
さて、この案件は、数年前に耐震対策はされていたという事でした。
なるほど、主となる柱等は、丸型の強固な鉄柱でなおかつ、力の逃す為
それが、動ける状態にしてあり、天井を支える梁にしっかりジョイントされている、物でした。が・・・・ 天井全体がある程度動いて力を逃す構造なのに
その柱の廻りの、天井材は、柱にピッタリ付いている状態です・・・
当たり前ですが、柱の廻りの壁は、歪で破れ、色んな所に力を掛け、照明を
落したり、とお粗末な感じがするのは、私だけでしょうか?・・・
あと、かなりの、㎡数の天井を釣って居る、支柱の細く、長い事 約1m釣っています。かなりの、揺れになったと思われます。
とは言え、使用者様が、日程を組みお待ちになっているので、至急のある程度の使用に耐えれる現状復旧をと、頑張りました。柱の廻りは、50~70程度動いても大丈夫な様に、仕上げ材とのクリアランスを取り、ウレタン樹脂製の板を
丸型(柱のデザインと合わす)で空いた隙間を塞ぎ、今後は直接仕上材に
支柱の力がかからない様にしました。
本事案は、建物の根本的な構造等は、ほぼ被害がないのですが、他の付属物の落下等で、被害が出る事案でした。 ちなみに、屋上高架水槽部のALCパネルの落下もぞっとしますね。幸い人が居なかったです。
大阪北部地震 被害例① 大阪市福島区
先日起きた大阪北部地震の被害事案を、掲載します。
写真も見た目に皆さまも、怖い思いをお持ちになるでしょうが
建物の基本構造等々では、見た目は酷くても、致命的なダメージでは
無い事柄も多いですので、一概には申し上げれませんが、あまり過度な
御心配はいらない事もあります。
むしろ建物も重要ですが、皆さまのお休みになるお部屋や、おくつろぎになるお部屋の家財・家電の固定等の方が、重要な場合もあります。
今回の写真のマンションは、大阪市福島区です。
構造は、鉄骨+ALC6階建 目視の被害は、主に1~3階辺りでした。
他の建物は室内などは、高層階の方が大きかったのですが地域、地盤によってそれぞれ違う感じです。
修理方法としては、ALCパネルの欠落・欠損部は樹脂モルタルにて整形修理
クラック等は、VもしくはUカットにて、少しヒビを広げ、エポキシ樹脂もしくは
シーリング材を注入後、段差をそろえて、塗装し美観と強度を取り戻す方法です。ブロック等は、写真でもお解かりの様に本来建物との繋ぎ部に鉄筋等が
入っていない為、外れてしまいました。マンション本体は、鉄骨構造である程度揺らして揺れを逃す。でも横のブロックは、揺れたら割れるもしくはズレルですので、お互いのゆれ方が違うのでこうなりますね。離れてしまった物は元には戻らないので、ブロックは解体するか、スチールの強固な金物でお互いを固定するかになります。
何にせよ、この事案は写真ではとても酷く見えますが、実は壊れている部分で力を逃しているので、何度も申しますが、致命的では無いを考えます。
無論、見た目はそうではないので、お化粧直しはしますが・・・
では 次回次の事案とします。
震災後取り敢えずの、安全対策
大阪地震から、約1週間が経ちましたが、皆さまご無事でしょうか。
当社にも、日が経つごとに被害の報告があり対策に追われております。
今回の、事案は建物のタイルが、剥がれかけているので、取り敢えずは
落ちそうな分のみ、撤去し下側の通行の安全確保という内容です。
高さは、10メートル程度あり、足場設置は時間と予算がかかるので今回は、得意のロープで
まだまだ、被害案件がありますので落ち着いたら、上げます。
家具が倒れたり、壁や床にヒビが入ったりと心配な事柄も多いでしょうが、ひび割れ等は、実は皆さまが、考えてる程大した事柄でも無い場合もあるので、冷静にお願いします。むしろ、今すぐ出来る、家具 家電の固定や置き方の工夫にと考えます。